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TOPCON PR (後期型)その2 |
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レンズ トプコール 5cm2.8
シャッター B、1〜500
付属品 純正レンズキャップ
その他 レンズ・ファインダー清掃済み、
シャッター調整済み
売り切れ
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1959年発売の、日本初のペンタプリズム搭載の本格的レンズシャッター式一眼レフ。レンズはトプコール5cmf2.8で、3群4枚構成のテッサー型。当時の説明書には誇らしげに「稀元素を含む新種ガラスを使用」とある。ミラーはクイックリターンではなく、絞りも手動プリセット式だが、面白いことに、ミラーアップ時のファインダー側からの光の進入を防ぐべく、シャッターと連動した遮光のための金属シャッターがファインダーアイピースのすぐ内側に設置されている。
レンズシャッターはシチズンMVを使用していて、B,1〜1/500秒の範囲で速度を選択するが、1/30や1/60秒の倍数系列ではなく、旧ドイツ製カメラのように1/25・1/50秒などの旧シャッタースピード系列を採用している。寸法と重量は130×82×71mmで、重量は620gである。フードは基部の二つのボタンを押し込んで取り付けるワンタッチ着脱式のものが用意されている。ただしその仕組みはトプコンRのように凝ったものではなく、ただ溝にボタンで引っ込めた歯を噛ませるものである。
前期型で鏡胴がクロームになっている。正面から見てレンズの左側に付いている小さな赤い円は、セルフタイマーのレバーの指掛けである。その下の長方形のものは、プリセット絞りの方の指掛け。
これに対して、後期型は、鏡胴が黒くなっている。セルフタイマーの指掛けには小さなプラスチックのものが使われている。デザインは両者とも全体的にシンプルで、小さく軽く、そしてかわいらしく仕上がっている。 |
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